外反母趾の改善や治療なら外反母趾研究所!外反母趾研究所では外反母趾をはじめとする足のトラブルを解決するブログを更新しております。外反母趾の原因はヒールやパンプスなどの靴のせいではなく、歩き方に原因があります!ただサポーターやテーピングをしているだけで症状が改善されなかった方への解決策をご紹介しております。テレビ出演・雑誌掲載多数!
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公開日:2018年1月15日

私が最初に強直母趾の方を診たのは十数年前でした。(Aさん・50代・男性)

Aさんは数年前から時々、右親指のつけ根に痛みが出るようになり、その度に整形外科を受診して外反母趾と診断されていました。

しかし、特に治療はなく、痛みもいつの間にか気にならなくなっていたので、そのまま様子をみていました。

最近になってまた痛みが再発したので他の整形外科を受診しましたが、やはり結果は同じだったので、外反母趾研究所を受診されました。

Aさんの親指を診ると変形は軽度でしたが、歩行状態がペタペタ歩きだったので、痛みの原因は歩き方にあると考えゆりかご歩きを指導しました。

Aさんは1カ月程でゆりかご歩きが正しくできるようになったのですが、痛みはなかなか取れませんでした。

私は今までのストレスの蓄積が残っているのだろうと考え、Aさんにはゆりかご歩きを続けてもらい経過観察を続けましたが、3カ月が経過しても一向に痛みの改善がみられませんでした。

(何か他に原因があるのではないか…?)と思い始めた時にAさんから「歩いていて、親指に体重が乗った瞬間が一番痛みます」と訴えがありました。

その言葉を聞いて(もしかしたら、強直母趾を見落としていたのではないか!)と思った瞬間、私の背中に冷たいものが走りました。

なぜなら、もしAさんが強直母趾だったら、親指を反らした状態でさらに体重を乗せることは一番やってはいけないことだからです。

ゆりかご歩きはその『一番やってはいけないこと』を実践する歩き方なので、私は治療と称してさらに悪化させる方法をAさんに指導していたことになります。

改めてAさんの親指を診ると第2関節の背側部が膨隆していて、親指を反らす動作で一番痛みが出ることが分かりました…

私はAさんの今までの受診歴から外反母趾ありきで治療を進めてしまい、強直母趾を見落としていたのでした…

Aさんには正直に現在の症状が強直母趾である可能性を説明して、専門医への紹介状をお渡ししました。

後日、専門医から「Aさんは強直母趾なので関節に負担をかけない靴を処方しました」とお返事を頂きました。

Aさんにはこちらの不手際をお詫びしましたが「今まで複数の整形外科を受診しても強直母趾を指摘されなかったので、先生に診て頂き良かったです」とお気を遣って頂きました。

Aさんには申し訳なかったのですが、この経験のおかげで強直母趾と思われる症状の方には「歩行改善では治らないので整形外科を受診してください」と速やかに対応できるようになりました。

この記事の著者

外反母趾研究所東京本部 古屋達司
外反母趾研究所東京本部 古屋達司
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