外反母趾の改善や治療なら外反母趾研究所!外反母趾研究所では外反母趾をはじめとする足のトラブルを解決するブログを更新しております。外反母趾の原因はヒールやパンプスなどの靴のせいではなく、歩き方に原因があります!ただサポーターやテーピングをしているだけで症状が改善されなかった方への解決策をご紹介しております。テレビ出演・雑誌掲載多数!
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公開日:2018年2月13日

以前にテレビ局の制作会社から「小学生の浮き指の画像をお借りできないでしょうか?」と資料提供の依頼がありました。

制作する番組内で子どもの浮き指について触れる予定なので、その資料として使用したいとのことでした。

外反母趾研究所のホームページでいろいろな足のトラブルの画像を掲載しているので、過去にもこのような依頼は数回ありました。

出演依頼でないのが残念でしたが(笑)番組制作のお役に立てればと思い、8枚ほどピックアップしてご提供したので、今回はその画像に解説を加えてご紹介させて頂きます。

これらのお子さんは浮き指で困っているのではなく、外反母趾や親指のつけ根の痛み(第1中足骨骨頭部痛)で来院されました。

浮き指はそれ自体では痛みは出ませんが、外反母趾や第1中足骨骨頭部痛の足には必ず合併している症状です。

指を使って歩いていないため指を曲げる筋肉(屈筋)が退化して指が浮き上がり、その状態が進行することで親指が曲がったり・親指のつけ根に痛みが出ると私は考えています。

私が浮き指をチェックする時は、座って膝を伸ばして踵を床に着けた状態で、つま先方向から指の浮き具合を見ています。

4本の指の浮き上がりの程度は、親指の位置を基準にして 浮き指なし・軽度・中程度・重度と浮き具合を判定しています。

 

①8歳女子 外反母趾に合併した重度の浮き指です。

指を使って歩いていないと、このように第2~5趾は浮き上がってきます。

 

②7歳女子 第1中足骨骨頭部痛で来院されたお子さんです。

指を使って歩いていないと第2~5趾は浮き上がりますが、親指は浮き上がるよりも反り上がる傾向あり、私はこの状態を反り母趾と呼んでいます。

このお子さんの場合は反り母趾が著明なため、第2~5趾の浮き指があまり目立っていません。

 

③8歳女子 第1中足骨骨頭部痛で来院されたお子さんですが、側面から見ると著明な反り母趾と浮き指が確認できます。

このように指を浮かした(使っていない)状態で歩いているため、指のつけ根(特に親指のつけ根)にストレスが蓄積された結果、腫れたり・痛みが出るようになります。このお子さんの親指のつけ根もかなり腫れて太くなっています。

 

④9歳女子 外反母趾で来院されたお子さんです。

左足の指は浮き上がっているだけではなく、縮んでしまっています。

指を使って歩いていないため、筋力が低下して9歳で既に指の退化が始まっています。

このような状態になると、靴の中で互いの指を圧迫し合うため、やがて指の間にタコができてしまうでしょう。

このお子さんも反り母趾を合併しています。

 

⑤10歳女子 外反母趾で来院されたお子さんです。

右足は重度、左足は中程度の浮き指です。

 

⑥10歳女子 外反母趾で来院されたお子さんで、重度の浮き指です。

 

⑦12歳女子 外反母趾で来院されたお子さんで、つま先方向からではなくやや上方から見た浮き指です。

 

⑧12歳女子 外反母趾で来院されたお子さんです。

左足は特に指が縮んでしまい、一見して指を使って歩いていないことが分かります。

その分、指のつけ根にストレスが蓄積されるため、この部分が厚くなっています。

やがて皮膚が硬くなってタコができてしまうでしょう。

特に左第2趾の浮き方が著明なため、このままでは数十年後に脱臼してしまう可能性があります。(外反母趾で第2趾の脱臼を合併している中高年の方は少なくありません)

 

以上のような浮き指の子どもに共通しているのは『日常生活で指を使わずに指のつけ根で歩いている』ことです。

ですから、子どもの頃から正しい歩き方を身につけさせることで外反母趾・内反小趾などの足のトラブルを回避させることが可能です。

親・教育者・スポーツ指導者など、子どもに接する機会の多い方にはこの点を注意して頂きたいと思っています。

この記事の著者

外反母趾研究所東京本部 古屋達司
外反母趾研究所東京本部 古屋達司
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