外反母趾の改善や治療なら外反母趾研究所!外反母趾研究所では外反母趾をはじめとする足のトラブルを解決するブログを更新しております。外反母趾の原因はヒールやパンプスなどの靴のせいではなく、歩き方に原因があります!ただサポーターやテーピングをしているだけで症状が改善されなかった方への解決策をご紹介しております。テレビ出演・雑誌掲載多数!
ご予約専用ダイヤル
0120-589-889
ご予約受付時間
平日 9:00~12:00/15:00~19:00
土曜 9:00~12:00
公開日:2016年11月2日

足の指の変形でよく耳にするのが『浮き指』や『ハンマートゥ』です。

鷲爪趾は指の変形の状態が鷲の爪のように見えるのでそう呼ばれていますが、ハンマートゥも変形の状態がハンマーの頭のように見えるからだそうです。

しかし、私はどこがどうハンマーの頭に見えるのか今だによく分かりません。

ハンマートゥは第3関節が反り上がり、第2関節は曲がった状態でさらに、第1関節が反っている変形です。

インターネットでもハンマートゥについてはいろいろ解説されていますが、変形の状態については浮き指や鷲爪趾と明確に区別して説明していないことが多いようです。

鷲爪趾との違いを簡単に言えば第1関節の角度の違いだけで、反っていればハンマートゥということになります。

鷲爪趾とハンマートゥの発症原因の違い

鷲爪趾は【指を使わない歩き方】によって浮き指の第3関節がさらに反り上がりますが、靴の圧迫によって第2関節から曲がっていく変形です。

ハンマートゥも第3関節が反り上がりますが、原因については【指先だけに力を入れ過ぎている歩き方】という過程を経て発症すると考えています。

本来の指の働きは第3関節からしっかり伸びて、立っている時や歩行時に体重を支えることです。

しかしハンマートゥの場合は、第1関節が反って指の腹が地面に着いていますが、第3関節は反り上がり第2関節は曲がって縮こまっています。

30-2

これでは指の腹だけにストレスが蓄積されるだけで、【指を使って歩いている】のではなく【指先だけに力を入れ過ぎて歩いている】だけです。

歩行指導で「指で地面をつかむように歩く」と言われることがありますが、これを忠実に行おうとすると指先だけに力を入れ過ぎるため、長期間続けばハンマートゥになってしまいます。

また、大きな靴を履いていると歩行中に脱げないよう、指先だけに力を入れ過ぎるのも原因と考えられます。

さらに、ペタペタ歩いていると足が前方に滑り指が靴先に常に圧迫されるため、ハンマートゥ変形の進行に拍車がかかります。

実は、ほとんど遭遇しないハンマートゥ

ところで、私は今まで臨床の現場で多くの浮き指や鷲爪趾を診ていますが、このハンマートゥについては、ほとんど遭遇したことがありません。

診察時は素足になって台の上に足を乗せて靴など何のストレスもない状態ですから、この時点でもし第1関節が反っていたら、その指は相当な退化が進んでいると考えられます。

上の写真は何のストレスもない状態ですが、中指・薬指・小指がハンマートゥになってしまっている相当退化が進んでいる足です。

ただ、ストレスがない状態では浮き指や鷲爪趾の状態でも、立ったときや歩いている時に体重がかかると、靴の中ではハンマートゥになっている方は少なくないようです。

残念ながら、靴の中までは指がどのようになっているか見ることはできませんが、指の腹にタコができていれば靴の中ではハンマートゥ状態であると判断できます。

「指の腹にタコができているということは、指をよく使って歩いているからでは?」と思われる方もいるでしょう。

しかし、よく考えてみて下さい。

ハンマートゥは第3関節が反り上がっている状態ですから、指をしっかり伸ばして全体で体重を支えて歩いている訳ではありません。

指の腹だけにピンポイントで力を入れて靴底に擦られながら歩いているので、指の腹にタコができてしまうのです。

イメージとしてハンマートゥは指が【面】で体重を支えるのではなく、【点】で体重を支えながら歩いている状態です。

そして、なった方ならお分かりですが、この部分にタコができると歩行時に強い痛みを発症するようになってしまいます。

『ゆりかご歩き』は歩行サイクルの最後に指で体重を支えるため、指の腹にタコが出来ている方が行おうとすると、最初はかなりの痛みを伴います。

皮膚科などでタコをケアしながら、少しずつ歩行改善に取り組むことをお勧めします。

この記事の著者

外反母趾研究所東京本部 古屋達司
外反母趾研究所東京本部 古屋達司
記事一覧

著者一覧